V60などの定番ドリッパーに慣れてきて、「そろそろ違う味も試してみたいな」と思っていませんか?
そんな人におすすめしたいのが、カリタのウェーブドリッパーです。今回は、実際に使って感じた魅力と、正直な注意点をあわせてレビューしていきます。
カリタウェーブとは?
カリタウェーブは、丸みを帯びたフォルムが特徴のドリッパー。底が平らな「フラットボトム」形状で、ひだ(ウェーブ)のついた専用フィルターを使って抽出します。
一般的な円すい形ドリッパーとは構造がまったく違うので、味の傾向も変わってくるのが面白いところです。
カリタウェーブの気に入っているポイント
1. 抽出のブレが少なく、適当に淹れてもまろやか
ウェーブドリッパー最大の魅力は、抽出が安定していること。平らな底と専用フィルターの構造のおかげで、お湯の注ぎ方が多少雑でも、味が大きくブレません。
そして仕上がりは、角の取れたまろやかな味わい。「今日はあまり集中せずに淹れたいな」という日でも、ちゃんと美味しいコーヒーになってくれる懐の深さがあります。
2. 丸みのあるフォルムがインテリアとして優秀
ウェーブドリッパーは見た目も魅力。丸みを帯びたデザインはキッチンに置いておくだけで絵になります。
素材は金属製と陶器製があり、どちらも高級感たっぷり。ドリップしていない時間も楽しませてくれるドリッパーです。
3. フィルターの赤いチェック柄の箱がかわいい
これは完全に個人的な推しポイントですが、専用フィルターが入っているカリタ純正の赤いチェック柄の箱がとにかくかわいい。棚に置いておくだけでテンションを上げてくれます。
ひとつ注意点として、ウェーブフィルターは透明なビニール袋に入って売られていることもあります。私は箱のまま保管したい派なので、買うときは赤い箱入りのものを選ぶのがおすすめです。
正直なデメリット・注意点
専用フィルターが必須。しかも入手性がやや低い
ウェーブドリッパーは専用のウェーブフィルターがないと使えません。そしてこのフィルター、コーヒー専門店や通販でないと手に入らないことが多いんです。
V60のフィルターがスーパーでも買えるのと比べると、ここは明確な弱点。フィルターを切らした瞬間に使えなくなるので、常に予備を1箱ストックしておくのが安心です。
フィルターの保管スペースが場所をとる
ウェーブフィルターは形状的にかさばるので、保管に少しスペースが必要です。ただ、前述のとおり箱がかわいいので、私は「見せる収納」として割り切っています。
価格はやや高め。コスパはV60に軍配
本体もフィルターも、V60やカリタの三穴ドリッパーと比べると価格は高め。コスパ重視ならV60のほうが優秀です。そのぶんデザインと味の安定感にお金を払う、という位置づけのドリッパーだと思います。
初心者の「1台目」より、2台目の「味変」におすすめ
フィルターの入手性を考えると、初心者がいきなりウェーブを1台目にするのは少しリスクがあります。フィルター切れ=ドリップ習慣が止まる、になりかねないからです。
なので私のおすすめは、普通のドリッパーにちょっと飽きてきた頃に「味変」として導入すること。いつものコーヒーがまろやかに変わる体験は、ハンドドリップの楽しさを一段深めてくれますよ。
まとめ
カリタウェーブは、まろやかで安定した味わいと、インテリアとしての美しさが魅力のドリッパー。フィルターの入手性という弱点はありますが、それを補って余りある満足感があります。
「最初の1台」ならV60、「2台目の味変」ならカリタウェーブ。この選び方がおすすめです。
